会社概要|株式会社井上店

30年前に商売もわからぬまま、燃料屋だった父のお店を継ぐことになりました。
そんな時に図書館で出会った「牡蠣養殖の話」牡蠣養殖がうまくいかないのは、山に問題があるからと読み、山が豊かになるように手入れをすれば、山から始まる海までの自然や生活が豊かになっていくのではないかと思い、林業事業をスタートさせました。
子供のころから慣れ親しんだ檜原の山に、私の癒しの木があります。その木を見ると、私は元気になり、前進することができるのです。
木や山の存在が人を癒す力・氣を満たす力があり、それを多くの人に知ってほしい…それが、たなごころVillageの始まりです

林業事業の開始から檜原村の山林の整備に関わってきました。
自然は「そのまま」にしておくという意味ですが、山林は様々な動物が役割を担い、成り立っています。我々人間は、山に生える植物の種類がたくさん増えるよう、大きな木の枝を落とし、間伐を行い、山々に日が入るようにすることが役目だと思います。
そうすることにより、少なくなった広葉樹が成長し、腐葉土ができ、微生物が住み、植物も育ち、動物が生息できるようになる。さらには、きれいな水も育ち、川に流れていくのです。それは遠い海へと続きます。
山はまさに生命の根源であり、そこから、地球に住む生物の豊かで、優しい生活が始まると思っています。
我々の仕事で山が豊かになると、森の妖精が増えていくように感じます。お客様と私たちがつながることで、さらに森は豊かにすることができます。私どもと一緒に森の妖精を増やしていきましょう。